しょうゆがいろいろします

いろいろするよ

両毛線&八高線大回り乗車

...ピピピ ピピピピ

うーん...

あと10分寝かせてよ...

 

ピピピピピピピピピピピピ

...ハッ!

朝か......

 

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おはようございます。

1/28(日)、本ブログの初投稿も兼ねて両毛線八高線大回り乗車をいたしました。

今回はそのご報告です。

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朝6時に目が覚めました。

朝食としてチャーハンのようなものを作って食べ、出発します。

朝7時半、自宅の最寄り駅から中央線のE233系で東京駅を目指します。このトイレの横のスペースが私のお気に入りです。

E235系のようにクッションなどがあればより良いですが、大した乗車時間ではないので立って過ごします。

電車内で、今日の経路を確認します。

東京駅から宇都宮線小山駅

小山駅から両毛線高崎駅

高崎駅から八高線高麗川駅を経由し拝島駅

拝島駅から青梅線と中央線で自宅の最寄り駅(のひとつ隣)まで行く予定。

両毛線八高線大回り乗車で人気のある路線のひとつですよね。

大回り乗車とはそもそもなんぞやという説明はここでは省きますが、初乗り運賃でこんなことができるのは本当にすごいです。

時間がさらにあれば、千葉や友部などを経由することも可能ですし、房総大回りも魅力があります。一方、鶴見線など、東京都心に比較的近い路線も楽しめますね。

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さて、宇都宮線に乗る際に気になるのが、使用車両です。E233系なのかE231系なのか、この違いは天国と地獄の違いと言っても過言ではないでしょう。特にいわゆる"ヤマ初期"。できる限り避けたい車両のひとつです。

そういうわけで、乗車前に運用を調べました。

基本編成はE231系ですが、なんと付属編成はE233系!当たりです。車両によっては小山まで地獄の1時間半の可能性もあったわけで、これは運が良かったといえるでしょう。

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東京駅に着きました。

付属編成のクロスシート車、14号車で待っていると...

来ました!やっぱりE233系です。

(こういう写真をS式と呼ぶ方もいますが、私はあまり上手な写真を撮ることができないので、車両の写真はS式になることをお許しください)

ボックスシートに空きがありました。E233系のボックスはE231系のそれとは全然違う柔らかさです。車内の雰囲気も明るく、天気のいい日曜日の大回り乗車にぴったり。さあ、出発です。

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今回の旅のお供は、セブンイレブンのプレーンビスケット(約130円)と水ゼリー(170円)です。

プレーンビスケットは最近知った商品なのですが、この値段で150gも入って、しかも美味しい。学生に優しいです。量が多いので高麗川駅に着いてやっと食べ終わりました。

(案件じゃありませんよ。中学生ですからね)

東大宮を過ぎると一気に田園風景になります。畑を焼いている匂いが車内にも伝わってきました。焼き芋たべたいなぁ。

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普通列車ですがなかなかのスピードで宇都宮線を快走し、9時48分、小山駅に到着しました。

目指すのは両毛線ホームです。

がらんとしていて薄暗いホームです。ある種の旅情があります。

乗車予定の列車は10時11分発。この時刻なら宇都宮線は1本後の列車でも間に合うのですが、あえて早く着いたのには理由があります。

そう...

この席に座るためです!

両毛線を走る211系は基本ロングシートです。しかし、編成中に1ヶ所(6両編成は2ヶ所)だけ、先ほどの画像のようなクロスシートがあるのです。その理由はトイレです。

トイレの前の席がロングシートの場合、トイレですっきりして出てきた人は、目の前のロングシートに座っている人と目が合って気まずくなってしまいます

一方、トイレの前の席が横を向いているクロスシートの場合、目が合わないので気まずくならずに済むのです。

そういう意味で誕生したこのクロスシートですが、現在では専ら乗り鉄の専用席になっています。しかしこのクロスシート、ただのロングシートを横に向けただけのものですので、

足元がかなり狭い。

目の前の優先席に座っている人の横顔を眺めることになる。

など、完璧ではありません。それでもロングシートより景色が良く見えるので、今回はあえて早く着いて席を取りました。

ちなみにこのクロスシートは高崎地区の場合すべて高崎方面を向いているので、高崎行きに乗れば必ず進行方向に座れます。一方、小山行きでは必ず逆向きになってしまいます。

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出発まで少し時間があるので、貴重品だけ持って歩いたり、車内を見たりして過ごします。

両毛線ホームは6番線と8番線で、7番線が欠番になっていますが、この切り欠きが7番線の跡でしょうか。寂れた感じです。

国鉄型の形式なのになんの面白味もない車番のフォントですね。がっかりしてしまいます。

クロスシートだからといって特別に窓枠が広げられたりはしていませんが、ペットボトルをギリギリ置ける程度の幅はあります。

昔ながらの幕式。ここは古き良き感じが残っていていいですね。

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10時11分、列車は定刻通り発車しました。

発車のときのガコンという衝撃が、211系に乗ったことを感じさせます。

雲がほとんどない快晴です。奥に灰色の雲のようなものがありますが、先ほどのような畑を焼いた煙だと思われます。

しかし、快晴ということは...

眩しい!

画像では分かりづらいですが、カーテン越しからでも光が直撃してきます。カーテンは全開、4分の1くらい開、全閉の3段階だけなので、4分の1くらいだけ開けて隙間から景色を見ます。

1時間ほど乗っていると、桐生駅に到着しました。列車交換のために数分停車したので、向かい側のホームに停まっていたわたらせ渓谷鐵道気動車を眺めます。

さらに30分ほど乗ると、東武鉄道の線路が合流し、伊勢崎駅に到着しました。

1分ほど東武車と並びます。

伊勢崎駅を出ると30分少々で、列車は終点の高崎駅に入りました。2時間10分ほど乗りましたがトイレ横のクロスはわりと快適でした。

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先ほどまで乗っていた211系を見送り、3番線へ移動します。

3番線は、2番線と4番線のホームの端っこに小さく線路が置かれたこじんまりしたホーム。

ホームの高さは他より少し低めで、長さも3両編成が入ればいっぱいになってしまいます。

向こうには小さく12系客車が見えますね。

そうしていると、2両編成の気動車がエンジン音を響かせながら入線してきました。首都圏の大回り乗車(厳密に言えば水郡線なども近郊区間に入りますが、ここでは都心発着の乗車券を使用するものに限定しています)で定期列車として乗れる唯一の気動車キハ110系です。

製造から30年ほど経っている車両ですが、シンプルで古さを感じさせないデザインが好きです。新潟や秋田で増えているGV-E400系で置き換えるのではないか等という予想も聞きますが、あとどれだけ活躍してくれるでしょうか。

各車両に4人がけと2人がけのボックスがそれぞれ4つずつあるので、簡単に2人がけボックスを取れました。各ボックスに1人ずつとロングシートに数人で丁度いいくらいの乗車人数です。

12時56分、高崎駅を出発しました。ローカル線でよく聞く声の自動放送が流れます。合成ではないと思うのですが、なんという方の声なのか知りません。もしご存知の方がいらっしゃったら教えてください。すごく好きな声なのです。

八高線八王子駅から高麗川駅までの通称南線は電車が20~30分に1本、高麗川駅から高崎駅(倉賀野駅)までの通称北線は気動車が1~2時間に1本であり、大回り乗車区間の中では少なめではあるものの高麗川駅での接続もとられていて乗りやすいと思います。

ただし、私が乗った12時56分発の1本前にあたる11時56分発はなんと1両(単行)でした。昔、1両だと知らずに乗って2人がけですら相席になった思い出があるので、おすすめしません。

運行系統上の八高線高崎駅からで、路線名上はその次の倉賀野駅からですが、線路はそのさらに次の北藤岡駅の手前あたりでようやく分かれます。ここからはのんびりした単線です。

神流川を渡ります。水の量が少ないようにみえますが草で隠れているだけでしょうか?

高崎駅から数十分で寄居駅に到着です。ここにも伊勢崎駅のように東武車がいました。

寄居駅から小川町駅までは山の中をゆくローカル線らしい区間ですが、いい写真が全然撮れませんでした。ごめんなさい。

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小川町駅を過ぎると4駅で終点の高麗川駅です。高麗川駅からは画像に写っているE231系または209系に乗るわけですが、その座席の固いことといったらまさに石です。

朝からE233系、211系、キハ110系と柔らかい座席の車両にばかり座っていたこともあってか、10分ほどで臀部が痛くなってきました。

しかし、高麗川駅からは必ずこれに乗るしかないのです。悲しいことです。

なんとか拝島まで乗り、青梅特快に座って帰りました。やっぱりE233系は素晴らしいです。

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受験シーズンですね。今日も車内に某塾の

「You're the hero 桜より先に咲いてやろう。」

などというクソださいポエム広告が貼り出されていました。

私の学校も受験休みとなるため、次回(2/1以降)はそれを利用して、255系しおさいの乗車記をお届けする予定です。そのさらに次(2/4以降)は週末パスを使った信越への1泊旅行を予定しております。お待ちいただければ幸いです。

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以上で終了です。今回は最後までご覧いただき、本当にありがとうございました。